特別支援学校を卒業したあとの住まい|つくば市・土浦市で「暮らしの進路」を考えるご家族へ
特別支援学校高等部の進路相談で話し合われるのは、主に「日中の進路」です。就職か、就労継続支援か、生活介護か。一方で、「どこで暮らすか」は、卒業後も実家、というのが暗黙の前提になっていることが多いのではないでしょうか。
実家から通うことは、もちろん自然な選択です。ただ、「住まいの進路」にも選択肢があること、そして早く知っておくほど準備の幅が広がることは、高等部の保護者の方にお伝えしたいことです。
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グループホームは18歳から利用できます
障がい者グループホーム(共同生活援助)は、主に18歳以上の方が利用するサービスです。つまり制度上は、高等部卒業のタイミングから住まいの選択肢に入ります。
実際に卒業と同時に入居するケースはそれほど多くありませんが、「卒業後数年、20代前半で入居」という流れはよくあります。そのときにあわてないために、在学中から知っておくと良いことがあります。
→ 関連記事:障がい者グループホーム(共同生活援助)とは?
「いつか」のために、在学中からできること
1. 見学だけしておく
入居の予定がなくても、保護者だけで見学することはできます。グループホームがどんな場所か、費用がどのくらいか、地域にどんなホームがあるか。実物を見た経験があるだけで、数年後の検討が具体的になります。
2. 本人の「宿泊経験」を増やす
グループホームでの生活の最初の壁は、家族と離れて眠ることです。学校の宿泊学習、ショートステイ(短期入所)などで、家以外で泊まる経験を在学中から積んでおくと、将来の体験利用・入居がずっとスムーズになります。
3. 生活スキルを「家の外」の視点で見る
着替え、入浴、食事、服薬。家では当たり前にできていることが、家族の細かなサポートに支えられている場合があります。「初めての人に説明されてもできるか」という視点で見直しておくと、支援者に引き継ぐときに役立ちます。
4. 相談支援専門員とつながる
卒業後の福祉サービス利用には受給者証と、サービス等利用計画が必要です。進路が固まる高等部3年の時期には、相談支援専門員との関わりが始まります。そのときに「将来的には住まいのことも考えたい」と一言伝えておくと、長期の視点で計画を考えてもらえます。
→ 関連記事:グループホームの体験利用とは?
見学・入居のご相談
「まだ検討を始めたばかり」「話だけ聞いてみたい」という段階でもかまいません。
お電話:029-845-4000(受付時間 平日10:00〜18:00)
「日中の進路」と「住まい」の組み合わせで考える
卒業後の生活は、「日中の進路」と「住まい」の組み合わせで決まります。
- 実家から就労継続支援へ通う(最も多い形)
- グループホームから就労継続支援へ通う
- グループホームから一般企業へ通う
グループホームは日中の活動場所とセットで機能する住まいです。日中の進路が安定してから住まいを考える、という順番が基本ですが、「日中の進路を選ぶときに、将来の住まいからの通いやすさも頭の片隅に置いておく」と、数年後の選択肢が広がります。
土浦市・つくば市エリアの状況
土浦市には31、つくば市には34の共同生活援助事業所があります(2026年8月1日時点・茨城県公表資料)。ただし若い方の入居には、生活の場としての相性(年齢層、雰囲気、支援の方針)の見極めが特に大事です。卒業後の若い方の受け入れについては、各ホームに個別に相談してみてください。
にこにこビレッジでも、10代後半〜20代の方の将来の住まいについてのご相談を受け付けています。「まだ在学中で、何年も先の話ですが」という前置きは不要です。早いご相談ほど、選択肢を多くご案内できます。
→ 関連記事:土浦市・つくば市周辺で住まいを探すときのポイント
発達障害のある方の入居については、発達障害のある方のグループホーム入居でくわしく説明しています。
見学・入居のご相談
高等部の保護者の方、進路指導の先生からのご相談・見学を受け付けています。「卒業後すぐ」でなくても構いません。数年先を見据えた住まいの準備について、一緒に考えます。
お電話:029-845-4000(受付時間 平日10:00〜18:00)
→ 関連ページ:ご利用案内・よくある質問
※事業所数は2026年8月1日時点の茨城県公表資料(指定障害福祉サービス事業所一覧)によります。