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土浦市・つくば市周辺で住まいを探すときのポイント|「市」ではなく生活圏で考える

通い先・通院先・ご家族の家からの距離で生活圏を考え、市をまたいで住まいを探す考え方を示した図

グループホームを探すとき、多くの方が「土浦市 グループホーム」「つくば市 グループホーム」と、お住まいの市の名前で検索します。自然なことですが、実はこの探し方には落とし穴があります。

グループホームは、住んでいる市以外の事業所も利用できるからです。

市をまたいで利用できます

障害福祉サービスの支給決定(受給者証の発行)は、お住まいの市区町村が行いますが、利用する事業所の場所は市内に限られません。土浦市にお住まいの方がつくば市のホームに入ることも、その逆も、制度上まったく問題ありません。

しかも、この場合の行政手続きには「居住地特例」というしくみがあります。他の市町村のグループホームに入居して住民票を移しても、支給決定などの手続きの窓口は、原則として入居する前に住んでいた市町村が引き続き担当します。ホームの所在地の市役所に一から手続きし直す、ということには基本的になりません(個別の手続きは市の窓口や相談支援専門員が案内してくれます)。

つまり、住まい探しの範囲は「いま住んでいる市」ではなく、ご本人の生活が成り立つ範囲で考えていいのです。

土浦市とつくば市は、生活圏が重なっています

土浦市とつくば市は隣どうしで、市境の近くでは生活圏がほとんど一体です。買い物はつくば市側、通院は土浦市側、という暮らし方をしている方は珍しくありません。

一方で、両市はどちらも面積が広く、同じ市内でも端から端までは車でかなりの時間がかかります。「つくば市内のホーム」が、つくば市在住のご本人にとって近いとは限らない、ということです。

だからこそ、市の名前ではなく、次の3つの距離で考えることをおすすめします。

  1. 日中の通い先までの距離……毎日の移動です。ここがいちばん重要です
  2. 通院先までの距離……主治医を変えずに通えるか
  3. ご家族の家までの距離……帰省や面会、緊急時の駆けつけやすさ

この3つが無理なく成り立つ範囲が、ご本人の「生活圏」です。その円の中にあるホームなら、所在地がどちらの市でも、生活は成り立ちます。

探し方の手順

生活圏で探す場合の、実務的な手順です。

  1. 地図で、通い先・通院先・実家の3点に印をつける
  2. その3点から無理なく移動できる範囲を眺める(車での送迎があるのか、バス・電車・自転車なのかで範囲は変わります)
  3. その範囲にあるグループホームを、茨城県の指定事業所一覧や市のリストで拾い出す(土浦市31・つくば市34事業所。2026年8月1日時点)
  4. 拾い出したホームに、受け入れ対象と空き状況を問い合わせる

相談支援専門員がいる方は、この作業を一緒にやってもらえます。「市はどちらでもいいので、この生活圏で探したい」と伝えてみてください。

→ 関連記事:土浦市で障害者グループホームを探すときに確認したい5つのこと

→ 関連記事:つくば市で障害者グループホームを探している方へ

「市が変わること」で変わるもの・変わらないもの

市をまたぐ入居で、ご家族からよくいただく質問にお答えしておきます。

  • 受給者証・支給決定:居住地特例により、原則として入居前にお住まいだった市町村が引き続き担当します。窓口が急に変わって戸惑う、ということは基本的にありません
  • 主治医:住まいが変わっても、通える範囲なら変える必要はありません
  • 日中の通い先:同じく、通える範囲ならそのまま続けられます

制度の手続きは付いてきますが、生活の中身(通い先・病院・人間関係)は、生活圏の中での住み替えなら大きく変わらずに済みます。

にこにこビレッジの場合

私たちのホームは土浦市内にありますが、入居のご相談は市内の方に限っていません。つくば市やその他の近隣にお住まいの方からのご相談もお受けしています。

あわせて、この「市境をまたいだ生活圏」という考え方を前提にした新しい住居の開設を、現在計画中です。詳細が固まりましたら、このサイトでお知らせします。

「この場所から通える範囲で探したい」というご相談の仕方で構いません。通い先や通院先をうかがいながら、生活が成り立つかどうかを一緒に確認します。

※事業所数は2026年8月1日時点の茨城県公表資料によります。

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