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お金の管理が苦手でも障がい者グループホームに入居できる?金銭管理支援の実際

障害者グループホームの金銭管理支援。よくある心配、ホームでの支援、外部の制度を示した図

「あるだけ使ってしまうんです」「通帳を持たせるのが怖くて」。金銭管理の心配は、入居のご相談で必ずといっていいほど出てくるテーマです。

先に結論を言うと、お金の管理が苦手なことは、グループホーム入居の妨げにはなりません。むしろ、金銭管理の支援を受けられることが、グループホームで暮らす利点のひとつです。

よくある「お金の困りごと」

ご相談で聞く困りごとは、だいたい次のどれかに当てはまります。

  • 給料や年金が入ると、数日で使い切ってしまう
  • 計画的に貯められず、必要なとき(更新料、家電の買い替えなど)に足りない
  • 友人・知人との貸し借りでトラブルになる
  • 訪問販売やネット課金など、うまい話を断れない
  • 小銭の計算や、何にいくら使ったかの把握が難しい

どれも珍しいことではありません。支援する側からすると「よくあること」で、対応のパターンもあります。

グループホームでできる金銭管理支援

にこにこビレッジでは、お金の管理はまずご本人の自己管理が原則です。そのうえで、ご本人・ご家族のご希望に応じて、次のような支援をしています。

おこづかい帳を使った支援

1週間分・1日分など、決めた金額を手元に持ち、使ったらおこづかい帳に記録します。スタッフが一緒に記録を見ながら、「今週は飲み物に多く使ったね」「来週は少し残してみようか」と振り返ります。大事なのは、失敗を叱ることではなく、記録が残ることで本人が自分の傾向に気づけることです。

手元に置く金額の調整

まとまったお金を手元に置くと使ってしまう方は、生活費を小分けにして管理する方法をご家族と相談して決めます。どこまでをホームで預かり、どこからを本人が持つか、その線引きは一人ひとり違います。

大きな買い物の相談

高額な買い物や契約ごとについては、事前に相談する習慣をつけることをおすすめしています。「その場で即決しない」というひと呼吸があるだけで、トラブルはかなり減ります。どこまでを一緒に確認するかは、ご本人・ご家族と相談して決めます。

見学・入居のご相談
「まだ検討を始めたばかり」「話だけ聞いてみたい」という段階でもかまいません。

お電話:029-845-4000(受付時間 平日10:00〜18:00)

ホームの外にある制度も使えます

金銭管理の支援は、グループホームだけで抱えるものではありません。

  • 日常生活自立支援事業(社会福祉協議会):通帳の預かりや、日常的なお金の出し入れの支援を、社会福祉協議会が行う制度です。土浦市では土浦市社会福祉協議会が窓口です
  • 成年後見制度:まとまった財産の管理や契約の代理が必要な場合の制度です。必要かどうかの判断も含めて、専門的な相談先(市の窓口や社会福祉協議会)につなぎます

ホームでの日常の支援と、これらの制度を組み合わせることで、「親がすべて管理する」状態から、少しずつ社会の仕組みに引き継いでいけます。

→ 関連記事:障がい者グループホームの費用はいくら?

目標は「取り上げること」ではありません

誤解のないように書いておくと、金銭管理支援の目的は、本人からお金を取り上げて使わせないことではありません。

自分のお金を自分の楽しみに使うのは、当然の権利です。私たちがしたいのは、使いすぎて生活が立ちゆかなくなったり、トラブルに巻き込まれたりすることを防ぎながら、本人が「自分で管理できる範囲」を少しずつ広げていくことです。

最初は1日分のおこづかいから始めた方が、1週間分を管理できるようになる。そうした変化は、時間はかかりますが、実際に起こります。

→ 関連記事:にこにこビレッジの一日

見学・入居のご相談
「うちの場合はどこまで支援してもらえるのか」は、ご本人の状況によって変わります。これまでのお金の失敗談も含めて、そのままお聞かせください。ご家族と一緒に、無理のない管理の形を考えます。

お電話:029-845-4000(受付時間 平日10:00〜18:00)

→ 関連ページ:よくある質問

※制度に関する記載は2026年8月時点の情報です。制度の内容は改正される場合がありますので、最新の情報はお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。

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